-とうどくのブログより-
我々が子供の頃、ウルトラQという円谷監督の傑作ドラマがあった。
そう、ウルトラマンが出てくる前のことです。
「カネゴン」とか「ピグモン」とか・・・ 今でも塩ビのおもちゃで存在すると思う。
怪獣なんだけど、ちょっと親しみのあるというか 我々の分身みたいな近い存在の怪獣でした。
今にして思えば当時の社会を風刺していたんだね。
正義の味方のヒーローがいない設定なんだ。
「バルタン星人」はずっと後のウルトラマンの頃です。
混同しないように。
この頃は善玉と悪玉が、 はっきり分かれていて大人も楽しめる子供向きドラマということ
筋書きは 怪獣が変わるだけで、ほとんど同じ。 製作側は悪玉怪獣を考えることに心血を注ぐようになる。
違うよね。
手塚治虫のように未来予想図とかコンテンツが こもっていないといけないよね。
そういう意味ではウルトラQのほうが傑作だったといえる。
現代のジブリアニメにもそれは備わっている。
「もののけ姫」なんか自然を大事にしてこなかった、 環境汚染に対する批判が随所に込められている。
この前ふりは劇的に今回の福島原発に結びつくことになる。
皆、思い出してみよう!
東宝円谷監督が生み出した「ゴジラ」はなんで生まれたのか?
私の記憶が正しければ、放射能汚染によって北極海から出現したと思う。
背びれというか、ギザギザの背中が光ると口から光線を出して建物を破壊したり敵の怪獣を攻撃する。
主力の武器なんだが、これはいったいなんだったか?
そう、放射能光線なんだ。
したがって、初期の頃は「ゴジラ」はヒールだった。
放射能を撒き散らすわけだからね。 いったい何ベクレル撒き散らすんだろ?
時代が変わり、会社の方針も変わり、売り上げを考えたみたいで、
子供向けに変化していく キングギドラを出現させて、ゴジラは次第に「善玉」へと変化していく。
もともとから善玉だったのはザ・ピーナッツの「モスラ」ぐらいでした。
「
ラドン」も「ゴジラ」と同様、悪玉から善玉へと変化していく。
「ゴジラ」も「ラドン」も初期の頃作品に 環境破壊に対する警鐘がこめられている。
なまじヒットしたものだから商業ベースに乗ってしまい、
内容そのものがお金のために捻じ曲がっていくことになる。
ウルトラQや「ゴジラ」等は 今回の福島原発事故を予言していたかのようにも感じる。
拝金主義の中から生まれる、環境破壊、自然の猛威に対する油断や驕りが
今回の対応の不味さを呼んだといえるし
天下りの東電の会長や社長には とてもこの因果関係を感じ取ることはできないだろう。
日本がここまでの国になったのは国民性と民間企業の活力の賜物で あるわけで、
決して役人や政治家のおかげでここまで来たわけではない。
最後に「ゴジラ」反対から読むとラジゴ→ラジオとなるわけで放射線という意味。
「ラドン」もそうだ、放射線の一種。
あの頃の人は原発が破壊された時こうなるということが わかっていたのかもしれない。
いっそのこと「ゴジラ」に日本上陸してもらって 福島の現場は壊さないで
東電の本社へ一直線に向かい放射能光線をピンポイントで発射してもらいたいね。
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